恐怖の親子式
1ヶ月ぶりに日記を再開した私。さすがにこんなに長く文章を書いていないとなると上手く書けるかと、日記といえど多少なりとも不安が生まれた。さらにはこの1ヶ月書き損ねていたことを改めて書こうか、スパっと気持ち新たにこれからの日々を書き綴っていくか…どうしてこうかと悩みもでてきた。
そんな私に息子が矢継ぎ早で、
『明日は飛び道具用意しといてや!』
とか、
『飛び道具ちゃんとママが作ってくれなあかんで!』
とか、
『俺、元の身体に戻らなあかんから!』
とか、全く理解できない意味不明な頼み事を言ってきた。
さらにその直後、呑気に
『ち~いさい頃~は~ か~みさまがいて~…♪』※
と裏声で歌い出した。
一体どうやってこんな謎の生き物の観察日記を日々書いていたのだろうと思えてならなかった。
しかし、つい今しがた私は娘に、たった1日で終わらした日記について、もう続けないのかと言及したところ
『ママがするおかしなことを日記にこっそり書いていったら面白いなと思ったんやけど、そんなんしだしたらキリないから、無理やと思ってやめてん。』
と言われたことを思いだした。
母娘も大概似てきたが、
息子=書き留めるには難易度高(母談)
母=書き留めるには難易度高(娘談)
という上記のことから
息子=母
という恐怖の式が算出された。
やはり日記を書くと思考が整理される気がするが、その分我が子たち(と自分)への不安が募る。
※魔女の宅急便テーマソング
松任谷由実さん『やさしさに包まれたなら』