i-chi-tora’s ura-diary 一虎裏日記

"王様の耳はロバの耳"よろしく、徒然なるままに憎らしくも可愛い娘&息子の愚行を愛をもって暴露していくことを中心とする裏日記

B or M

 

たぶん、私はバカなんだろう。

いや、バカではなくマゾなのか。

 

ここ最近、巷ではインフルエンザが猛威をふるっている。友人知人が寝込んでいるという話をよく耳にするのだが、先日ついに主人が調子が悪いといって帰って来た。仕事から帰るなり薬をのんですぐに休んでいた日が2~3日続き、今では薬こそ飲んではいないが鼻をズルズル、咳をゴホゴホとさせている。主人の心配をしながら、これはまずいと私は内心少し焦っていた。

病弱というわけではないのだが、私の体温が数年前からバカみたいに低くなり、おかげですぐさま人の風邪をもらってしまうのだ。対策として、ここ最近はひたすらビタミンCをサプリメントで毎日摂取していたのだが、ここ1ヶ月ほどきらしていたのだ。

その結果、唐揚げ弁当と歴史のテスト勉強というダブルパンチのこの朝に、発熱、頭痛、咳といったトリプルコンボまでもが搭載された。昨夜、寝る前に頭がぐるぐるする上、なんとなく息苦しかったのだが、熱も図らずに無視して眠りについたせいだろうか。しかし私としては、しょっちゅう風邪を引くので、多少のことでは熱を図りたくはないのだ。『熱っぽいかな』くらいで軽くスルーしないとひどくなりそうな気がするからだ。だが今朝は違った。むしろスルーした故だろうか。朝からなんだってこんな目に…と思うくらい悪化した。

だからとて、お弁当作りを放棄はできない。日本のように24時間お弁当がかえるコンビニがあれば救われただろう。私は早朝からマスクをし頭がボーッとなりながら唐揚げを揚げた。息子お弁当用の唐揚げが出来上がり、お鍋に残った油を見た。

『おいおい、折角朝から揚げ物をしたのに、これっぽっちでおわりかい?まだまだいけるぜ?』

とでも言われている気がした。たぶん熱で判断力が働いていなかったんだろう。そういや、冷蔵庫にソーセージがあったな…小麦粉も卵、牛乳、ベーキングパウダー…もろもろあるなと考えると、残った油でアメリカンドッグを作ってしまった。f:id:i-chi-tora:20190118232931j:image

 

子供達が起きてきて、娘に歴史のレクチャーをしたのだが、さすがに頭が回らず、しかたないから昨夜私が自分用に控えたまとめを彼女に渡した。彼女は満足そうに納得してくれた。

息子に至っては、

『ママ最高~!!!!』

と、大喜びして学校へと向かっていった。

 

辛い朝を乗り越えた私は洗い物もほったらかしで、しばらく横になった。目が覚めてからも調子の悪さは変わらなかったが、幸い食欲はあったので激辛キムチラーメンを作り食べた。

熱くて辛いラーメンを食べたおかげで、うすら続いていた悪寒がなりを潜めた。よし、今だ!と、朝残していた洗い物を片付けた。それから、洗濯をし、片付け、掃除機、普段は放置している引き出しの中の整頓までしてしまった。気づけばいつもよりもまじめに家事に勤しんでいるよく分からない自分となっていたのだ。なんで調子が悪い時に限って、こんなにせかせかと動き追い討ちをかけるのか、我ながら謎でしかない。

しかしそれに気づいた私は、ここはやはり休むべきだろうと思えてき、己を制止するべく、日記を書いて落ち着くことにした。

 

熱いレモンティーを飲みながらにしようと紅茶を用意することにした。ビタミンCが不足してるなら、レモン多めの方がいいのかと紅茶のカップにレモン2分の1個分のレモン果汁を絞り入れた。

なんというか、紅茶味0の渋味と酸味がミックスした恐ろしく不味い飲み物ができあがってしまった。

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やっぱりバカなのかもしれない…

 

 

 

 

 

安請け合い

 

『ママ、明日と月曜日お昼ご飯なくなったから、お弁当つくってな。』

今日の学校帰りの息子からの一言。

 

ここフランスでは、しばしば公共機関の職員がストライキを起こす。基本的には事前に告知をしてくれ、学校が一日休みになったり、短縮授業になったりとその都度内容が変わる。息子の話によると今回のストライキは学校の食堂の人たちによるものらしく、明日と月曜日のお昼は、家に昼食を食べに一旦帰るか、朝からお弁当をもってくるかの二択とのこと。

前日だろうと事前である、と言われるとそれまでなのだが、せめてもう少し早く知らせてくれよと思えてならない。とはいえ、思ったところでどうしようもない。腹をくくって早起きをし、お弁当を作るしか他はないのだ。そんな母の面倒くさい心なぞ知らずに、

『唐揚げ入れてな!僕と◯◯くんのも。あ、でも他の子も欲しがるから4個はほしい!』

と、気合いのいる唐揚げ弁当のオーダーまでもが追加された。幸か不幸か最近スーパーで鶏肉が安売りされていたので、冷蔵庫に唐揚げの材料が揃っていた。

『お肉ないから無理やわ~』

という逃げも出来ずに、唐揚げ弁当オーダーを受理する羽目となった。

早起き必須の明日のために早く寝ようと決めていたら、娘から

『ママ~。明日、社会の小テストあって全然わからんから教えて~。』

との依頼がきた。反射的に拒否をし、

『ちゃんと読めばわかるから、教科書を物語と思って読んでみ。』

と言うと、

『え~、読んだけど全然わからーん。』

との返答。前回のテスト結果がよかったとはいえ、彼女が社会を苦手なのはわかりきっていることだった。なので、渋々と彼女の依頼を受けることにした私はテスト範囲はどこだと彼女にきいた。喜びながら娘は

『ここ~。』

といいながら、中学社会の教科書を私に見せた。

テスト範囲は織田信長から江戸初期までだった。

『長くない?』

私が彼女に尋ねると、彼女は

『来週、中間テストってゆってたやん。明日はその練習にちょっと問題するんやって。ってゆうか、こないだから、中間テストやから教えてなって何回も言ってたやん。』

とのこと。

なんとなく、そんなことも言ってたような…と、考えならがも思考が凍りついていくようだった。バタバタしながら適当に安請け合いをしてた己を呪った。

前回のような騙しながらの作戦はかなり厳しそうなので、やっぱりそろそろ実は母は歴史が大の苦手だと白状するべきかとも考えた。しかし、現状引き受けてしまっているのも事実。フランスの学校食堂よろしくドタキャンするわけにもいかないので、かなり無茶な提案をした。

『とりあえず、夜のうちにテスト範囲確認しとくし、明日の朝早く起きて勉強しよ。だから、今日は教科書置いといて、早く寝とき。』

と。

こうなっては、娘が寝てる間に先に勉強しておこうという作戦だ。テスト範囲の確認なんぞ5分もあればできるというのに、母の話術に気づかぬ娘。

彼女は、嬉々として勉強道具を食卓に置いて、母を残してベッドへ向かった。上手く彼女をのせた気もするのだが、なんとなく、実は私が娘に上手くのせられているかもしれないとも思えてきた。

息子の唐揚げ弁当作りと娘の歴史のテスト勉強が待つ明日の朝、

なんたる無情な朝のダブルパンチ。

はたして乗り切れるだろうか。

いや、そんな心配よりもまずは何より歴史の勉強を始めねば。


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Let's 勉強。がんばりまうす。

 

 

参照 :

i-chi-tora.hatenablog.com

 

 

幸あれ

今朝、念願叶って花屋へ行った。

連日続いた多忙な日々の中、どうにか余裕のある生活に戻りたいと願っていた私は、数日前、花屋の店先でかわいい子らに出会ったのだ。

あの子たちが我が家へ来たなら、なんと幸せな窓辺へと様変わりするだろうと思い、早々に買いに行きたかったのだが、なかなか行けず、今朝ようやく花屋へと向かえたのだ。


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二週間後に誕生日をむかえる友人へのプレゼント用と自宅用にと、その小さな子らを二鉢購入した。友人の誕生日がまだまだ先の二週間後だとわかっていながら花屋にて浮かれすぎ、うっかり友人の鉢をプレゼント用にラッピングしてもらってしまい、今日中に届けねばならなくなり、超フライングながら友人宅へプレゼントを届けに息子と二人向かった。道すがら、何と言って渡そうかという話になり、

『『どーもー、幸せ届け隊です!お届け物に参りました!』とか言ってよ。』

と息子に振ってみた。すると、息子に

『どうも、幸せ届けたいです。』

と言われ、

『違う!届けたいじゃない!届け隊!隊!なんとか隊!なんとかチーム!とか、そういう『隊』!』

と必死に説明するも伝わらず、

息子『ええ?だから、届けたいんやろ?』

ママ(私)『届けたいのは届けたいさ!さらに、届けたいチームでありたいの!隊!』

息子『はあ?届けたいんよな?届けたいんです??』

マ『ちがう!届け隊!たーいー!最後のイントネーションを上げて!』

息子『えー?届けたいと何が違うんよ。届けるんやろ?』

マ『ママはチームになりたいの!もういいっ!自分でいう!』

息子『えー。届けたいんじゃないの?』

 

という、超くだらないダジャレからの言い合いを延々繰り返しながら友人宅へとたどり着いた。

散々くだらない言い合いを必死でするも、ハイテクマンションに住む友人宅へはインターホンのやり取りもなく、虚しいくらいにスルスルとドアの前まで行き着いてしまい、母息子のくだらないネタは披露されることはなかった。

しかし、今日の主役はあくまで手元の小さな鉢植え。そんなことは些細なことと一瞬にして無かったこととし、ジャジャーンと鉢植えを彼女に渡した。鉢植えの葉を見るや、彼女はびっくりするくらいに喜んでくれ、『こんなステキなプレゼントは初めて!』とまで言ってもらえ、息子と二人しめしめと笑いあった。

彼女宅にも我が家にも幸運がありますようにと願った鉢植え。

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しこたまイイコトありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く余波

小学生の頃、給食にでてくるコッペパンを食べ残し、教科書やノートと同じように学校の自分の机の中にしまったことのある人は、どれくらいいいるのだろう。さらに言うなら、コッペパンをしまった後、すっかり忘れて数日放置してしまい、机の中からカビの生えた元コッペパンを発掘するに至った人はどのくらいいるのだろうか。仮に元コッペパンを製造したことはなくとも、目にしたことがある人間はかなりいるとは思う。

 

連日の慌ただしさが落ち着き、今日からはかなり穏やかな日が続く予定だったのだが、起き抜けからとても気分が悪く、どうにもこうにもテンションが上げられない鬱々とした一日となってしまった。

散らかった部屋を片付けたり、放置していた乾ききった洗濯物をたたんだり、荒れていた食生活を正すべくきちんと栄養を考えた夕食を作ったり、今週の予定と今月の予定を書いたりと、何かとすべきことが沢山あったので、今日は一日それらを全てやってしまおうと思っていたのだが、朝のローテンションからぬけるにぬけれず、結局、息子を学校に迎えにいく夕方まで、かろうじて最小限の家事しかせずに過ごしてしまったのだ。

息子を迎えにいった帰りに近所のスーパーによって夕食の買い物をしていこうと、愛用している大きな買い物鞄を手に取り家を出た。学校から出てきた息子に、帰りにスーパーに寄りたいと伝えた。道すがら、鞄に財布が入っていたかが気になりだし、鞄の外側を手で掴み、財布らしき塊が入っていそうか確かめようとした。右肩にかけられた大きな布鞄を右手でガスガスと掴むと、若干ムニュッとした明らかに財布ではない、全く覚えのない触感が鞄の中にあった。

『???ん?』

と思い、大きな鞄を広げ中を確かめた。

鞄の中には財布とエノキ茸があった。

『ごめん、待って。一回帰ろ。』

息子にこう伝え、進路をスーパーから自宅へと変えた。

どうやら一昨日買ったエノキ茸を、いつかの牛乳かのように鞄に入れたまま抜き取るのを忘れていたのだ。未開封の食料品をもったままスーパーに入るのも気がひけ、一旦家に置きにいこうと思ったのだ。息子に事情を話すと、笑いはするものの気分よく

『いいよー。じゃあ、一回帰ろう。』と快諾してくれた。

ここに娘がいたならば、何を言われたかわかったもんじゃなかったと、私は内心とても安堵していた。

自宅前についたところで、郵便受けに目がいった。

『やっぱり、家に戻らんでいいよ。ここに入れとく。』

と、息子に言った。

我が家の住む部屋はエレベーターのないマンションの5階にあるため、エノキ茸ひとつに上まで上がりたくはないと思い、郵便受けに今の間だけ入れておこうと思いついたのだ。

『そっか。それでいいやん。』

と息子が母の名案に賛同した。

郵便受けにエノキ茸をいれる前に、またしても今日の裏日記も自虐日記になるのか…と思いながらも自身に呆れつつ折角だからとエノキ茸の写真を撮った。f:id:i-chi-tora:20190115094437j:image

ついさっきまでの私の認識では、ここまでが今日の日記となるはずだった。積み重なるオーバーワークは予想以上に日常をもち崩す上、思った以上に余波が続くようだというお話になるはずだったのだ。

しかし、朝から気の抜けている頭をシャキッとさせ、いざ日記を書こうと携帯を手にして疑問が沸いた。

『今、エノキ茸はどこだ?』

と。

 

答えは簡単。

エノキ茸は郵便受けである。

夕方の買い物から戻り、郵便受けから抜き取るのを忘れたのだ。連日の多忙のせいで、買い物カバンにて放置されたエノキ茸は、冷蔵庫に入ることなく今度は郵便受けに放置されているのである。幸いにも外気温5度ほどしかない上に、そのエノキ茸は密封状態であったはずなので品質に問題はないだろうとは思う。

しかし、細長く暗い空間に手紙などの郵便物と共に押し込められた透明の袋に入っているエノキ茸を想像すると、学校の机の奥に入っていそうな給食のコッペパンを思い出す。あんな風にカビさせるわけにもいかないので、いまから救出に向かうとする。

深夜に一人、郵便受けからエノキ茸を取り出す母。

我ながら怪しすぎである。

 

 

 

余談 :【星の王子さま】というフランスの童話の中で、『忙しい忙しい…』と連呼する学者に対して王子さまが

『忙しい忙しいばかり言ってる人は、人じゃなくてもうキノコだ!』

と吐き捨てるシーンがあったのを思い出した。

私はキノコを忘れただけですけども…

 

 

空白の一週間

『王様の耳はロバの耳ーっ!!』と言いたくとも、壺にたどり着けない。たどり着けども、王様の耳がロバだったか、ウサギだったか、むしろ、そもそもあれは王様だったのか?…というぐらい、その日の記憶さえもが曖昧となったこの一週間。隙を見ては写真を撮ったり日記の下書きをしたりもしたのだが、健闘虚しく空白の一週間となった。そんな一週間をダイジェスト版として書きとどめておくことにした。

 

【1日目】  怒涛の忙しさとなる一週間が始まるも、変わらず日記を書き出した。が、疲労困憊状態で書きかけ途中で携帯片手に寝落ち。

【2日目】正月明けのだらけきった頭には追い付けない多忙さ。上手く日記を仕上げる時間が作れず  "下書き一覧"  から書きかけの日記が出て来れず。

【3日目】あわただしくバタバタしすぎて、パソコン作業に必須のマウスを紛失。いくら探しても見つからないマウスと、目まぐるしく変わる長い一日を書き留める余裕のなさに悔しさを覚えた。

【4日目】出掛ける前に化粧をしようと化粧ポーチを開けると、ポーチの中になくしたマウスを発見。ファンデーションや化粧下地、ハンドクリームらとマウスが一緒になっているシュールなポーチの中を見ながら己の行動のヤバさを実感し、日記の一時休止を決意。

【5日目】寝坊した。巻き添え食った娘が危うく遅刻しかけるも、朝食をぬいて自宅を出発することで無事遅刻回避となった。己の気の回らなさに落胆しながら、いつも読ませてもらっていた人様のブログが恋しくなった。『インドにいきたい』と『水餃子が食べたい』『あと10年したらママは旅に出る』を連呼しながら脳内現実逃避を試みた。

【6日目】抱えていた案件の大半が無事終了。数ヶ月に渡り寝る時間と食べる時間、ひいては日記の時間までも費やしたのに、全てが無償の作業であったことを終わってから改めて実感し『貧乏暇なし』という言葉を思い出した。しかし、無償だろうと何かをやりきったということを称えたくなり、好物の激辛四川スープを食べ、さらにはジェラートまで食べに行った。その後、早々に爆睡。

【7日目】朝遅く起きると娘から、いつもは無音で寝ている母(私)が、信じられないぐらいにうるさいイビキだったと苦情がきた。どうせなら動画をとってくれてたらよかったのに!と言い返し、次回は動画を撮ってくれることとなった。日中にやるべき作業を終わらせビール片手に日記を書いている現在へと至る。

ざっと振り返り書き連ねるも、娘&息子のことは愚か、自身の行動の詳細すら曖昧な一週間であったように思う。

 

たかが二ヶ月続けていた日記をたかが一週間休止するだけが、三日坊主の私にとってはかなり勇気のいる行動であった。ともすれば、このフィールドに帰ってこれなくなるのでは、と。ましてや休止直前に『ブログを早々にやめるタイプ』について書かれていた記事を読んでいた私は、休止当初、何度となくそれらのタイプに自分は該当しないだろうかと思考したりもしたものだ。

一週間ぶりに無事にこのフィールドに帰ってこれて喜ばしく思う。

詳細のないダイジェスト版につき、せっかくなので写真だけでも載せておくとする。

 


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フランス伝統菓子『ガレットデロア』

これにまつわる息子エピソードがあったのだが、既に過去の産物へ。


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日系の書店にて、かつて愛用していたクロッキー帳を発見するも、あまりの様変わりに思わず激写。やはり時代は『萌え』と実感。
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自身の寝不足気分とは相対する朝一の晴れ空を見ながらそのまま飛んでいきたくなった。

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いつきても酔っぱらってる店主がいるワイン屋。声をかけたら一杯くらい試飲させてくれただろうが苦渋の思いで素通り。


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いよいよ食生活までもが荒れだした。しかし、子供達は大喜び。


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大好物ケバブサンドイッチでエネルギー補給。


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ご褒美、激辛四川魚スープ…


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からのデザート、ジェラート。久々のジェラートに娘&息子とはしゃいだ。

 

 


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娘&息子が寝てからの日記復帰祝い水割り。

なう。

 

乾杯。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番の愚者

『……ママ。…ママ。朝やで。』

暖房が切れ少し気温の下がった部屋でぬくぬくと布団にくるまり眠っているとすぐ近くの二段ベッドの上段にいる娘に起こされた。息子は熟睡していた。

娘『スタバいくの?』

マ(私)『……』

娘『………いく?』

マ『…』

 

今朝はバカンス最終日恒例のスタバ朝御飯の日であった。昨夜、スタバでの朝食を楽しみに早く布団に入り眠りについた私&娘&息子。いつもならスタバ朝御飯の日の朝は、3人ともすぐさま飛び起きるのだが今朝はいつもと同じにならなかった。

本来、バカンス中に崩れきった遅寝遅起きの生活リズムを正すため、バカンス最終日は学校へ行くかのように早起きをしてスタバへ出掛けるという作戦であったはずが、目が覚めると既に8時を回っていた。バカンス中の毎日よりは遥かに早起きではあるが、学校がある時のリズムには戻りきっておらず、なんとも中途半端な早起きとなったのだ。おまけに、昨夜早めに暖房を切って寝てしまったせいで部屋が寒く布団からでるのが辛く感じられた。おそらく娘も同じ気分であったのだろう。いつもなら飛びおき素早くスタバへ出掛ける準備をするはずの彼女がベッドから姿を現さなかった。私にたいしてもいつものように、起きろ起きろと促さず『…いく?』という疑問型であったのだ。

さては、寒いしこのまま寝てたいと思ってるな?と、娘の心を読みながら異を唱えることなく同調する母(私)。頭の片隅で『ここで寝るな!起きろ!起きてスタバにいくのだ!』と必死で生活リズムを正そうとする自分の善良なる意識が叫ぶも、そんな意識に蓋をしてさらに布団に埋もれ丸まった。母娘の間に暗黙の了解なる空気が流れた。

しかし、そんな空気の中、娘の声が聞こえたのか、息子が目を覚ました。いつもなら一番寝起きが悪くなかなか布団から出てこないのだが、スタバ朝御飯のためならばと、動かない母娘を完全無視しベッドを飛び出しかと思うと、あっという間に出掛ける準備万端の姿をして、布団から出てこない我々女性陣に苦言を呈しだした。

『なんでおきへんの?』

『いつまで寝てるん?』

『僕もう用意できたよ。』

『僕が一番早いで。』

『一番に用意してるけど?』

『まだなん?』

と、普段のマイペースな彼からは考えられない言葉が次から次へと出てきたのだ。なんて面倒くさいやつだと思いながら渋々布団から這い出た私だったのだが、娘にとってはそんな彼の態度は面倒くさいではすまなかったのだ。娘は、

『私のほうが早く起きてた。』

『とっくに私起きてたし。』

『というか、起こしたん私やん。』

『一番に起きたのは私や。』

と、ぶつぶつと物言いだした。

普段のんびりマイペースな弟に散々手を焼かされている彼女からすると、そう言いたくなるのも無理はないなと思え、私は彼女を軽くなだめた。しかし、完全に不機嫌となった彼女はそのまま二段ベッド上段で籠城を決め込み、布団から出てこなくなってしまったのだ。仕方ないからしばらくほっておき、先に出掛ける用意をしておくことにした。途中でちょこちょこ声をかけるも応じず、すっかり出掛ける準備ができたにも関わらず出てこない。さすがに徐々にむかついてきて、

『出てこないならほっていく。』

といい放った。

娘は渋々ベッドから降りてき、

『私だって先に起きてたし、あんな嫌な言い方されたらムカつくわ…』

と弟への不満をもらした。すると、

『でも、僕はちゃんと起きたし!用意できてるし!』

と息子が反論。

そんな二人に私から

『布団から出てはこなかったけど最初に目が覚めて皆を起こしてくれた方もえらいし、最初に目が覚めんかったけど布団から出てちゃんと用意をしてた方もえらいやん。』

と、どっちもよくやったおかげで朝からスタバにいけるのだと説明した。母の説明になんとなく納得した二人であった。

 

それから気を取り直し、3人で予定していたより時間は遅くなったが、近所のスタバへと向かった。スタバへ着きメニュー表を見ると

『ショコラ類、只今注文不可』

との紙が張られていた。

ようやくたどり着くもなんたる仕打ち。コーヒー類しかないとなると、娘&息子の飲めるものがなかったのだ。しかたなく、泣く泣く近所のマクドナルドまで移動した。

マクドナルドに着き、それぞれ好きなものを頼んだ。

母、エスプレッソ大とカヌレ(焼き菓子)

娘、アップルパイと紅茶

息子、ベーコン&ビーフマフィンと

            生クリームのたっぷり乗ったショコラ

 

息子の何とも言えない食べ合わせを呆然と見つめてしまう母&娘。

モグモグとこってりイングリッシュマフィンと甘々のショコラを嬉しそうに食べる息子の横で、こんなマイペース猛者相手に朝から怒るなと娘に言った。それでも若干納得してなさそうな彼女だったので、仕方がなく本音を伝えた。

『朝から皆を起してくれたからここに来れ、布団から出て皆を動かしてくれたからここに来れたん。二人がいなかったらここにはこれなかったんやろ?わかる?はい。じゃあ、一人だけ起きることも、布団から出ることもできなかったのは誰でしょう?』

娘『!!!』

『見よ!この動かなさ!ママと二人やったらここには来れんかったでー。』

と開きなおり言ってみた。

 

彼女はなんとも言えない顔をし

『ほんまやわ』

と笑いながら納得してくれた。


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明日からついに学校スタート。

寝坊せぬよう気を付けねば。

 

 

 

 

 

 

 

反動

お正月の3日間、ひたすら三食お節を食べて過ごした。

年に一度のご馳走だとお節料理をたっぷりと堪能したのだが、冷静に考えると

3(朝昼夜)×3日=計 9食

9食も連続して同じ料理を食べていたのだ。そこまで連続して同じ料理を食べることがそうあるだろうか。否、大量に作ったカレーとて2日目カレー、3日目カレーと楽しむことがあってもそれらが毎食続きはしないはずだ。三が日が過ぎ、お節が冷蔵庫から姿を消したと同時に私&娘&息子にお節過剰摂取による副作用が現れたのだ。

とにもかくにも和食以外が食べたい病

である。食べることに関し恐ろしいまでに貪欲な我々3人は、お節はもう見たくないとか嫌悪感があるとか、あれだけ食べておきながらそんな思いは微塵も抱いてはいないのだが、もやは本能だろうか、ジャンキーさというか、辛味や癖のある香り等をこの上なく欲しだしたのだ。

フランスには様々な国の人間が住んでいて、そのおかげであらゆる国のレストランがあり、あらゆる国の食材がわりと簡単に手に入る。そんな中で生活している我が家は、日本人家庭とはいえ毎日和食だけを食べているわけでもなく、どうせなら色々楽しまねばと、わりと異国情緒豊かな料理を普段から作って食べているのだ。そんな生活をしている中、【和食以外を食べたい病】にかかった我々は本能のまま食べたいものを言い合いながら夕食を決めていった。

その結果

1月4日 レッドカレー(タイ) 

1月5日 大量キムチ入りビビンバ(韓国)

と、10才と12才との食事とは思えない激辛料理が二日間続き、さらに今日1月6日 は未だ未定ながら、

  娘案 羊肉水餃子 (中国) vs 母案 フォー(ベトナム)

といった2案で争い真っ只中となっている。さらに、控えている案として

ユッケジャン(韓国) by 母

肉まん(中国)  by  娘 

ケバブ(中東)  by  息子

がある。

 

いくら普段から異国情緒豊かな食生活とはいえ、お節料理という純和食からここまで極端に異国料理オンリーの食生活となると、せっかく堪能したお節の有り難みが薄れていってしまうように思えてならない。むしろ、娘&息子にとってはこの数日の異国料理とお節料理はさほど大差がなかったかもと思えてき、お節愛に溢れる私としては、同じく【和食以外が食べたい病】ではあるのだが胸中が複雑なのである。

 

明日1月7日は日本では、朝食に七草粥をいただく日である。一年の無病息災を願うとともに、お正月で暴食した胃を休めるという意味もあるとのこと。

どう考えても追い討ちをかけにいってるとしか思えない我ら3人の胃腸はこのままでいいのだろうか。おまけにバカンス最終日である今日の朝御飯は恒例スタバ朝御飯となるのだ。

このまま本能に従うと胃腸がまずい気がしてきた。

落ち着くためにも、七草粥を作ろうか本気で考えてみることにしよう。

 

参照 :

https://i-chi-tora.hatenablog.com/entry/2018/11/05/010037