i-chi-tora’s ura-diary 一虎裏日記

"王様の耳はロバの耳"よろしく、徒然なるままに憎らしくも可愛い娘&息子の愚行を愛をもって暴露していくことを中心とする裏日記

少女か犬か

先日、用事があったので娘の学校へ行った際、近所に住むわりと長い付き合いの友人にあった。彼女の娘さんとうちの娘は同じ中学校に通っていて、ここ最近連絡はとってはいたものの、直接会うのは久しぶりだった。私の姿を見るや否や彼女は

『なんて頭にしたの!!ヤンキー!!??』

っと、かなり引いた顔をしながら私に言い放った。

数日前に私が美容院にて10数年ぶりにしたカラーリングのことを彼女は知らなかったのだ。今現在、私の頭髪は黒髪のロングヘアにインナーカラーとゆう内側の髪だけにカラーを入れている状態で、内側は茶色の髪になっている。もともとは、最近出てきた白髪がやたらと気になりだし、どうやってごまかそうかと悩んだ挙句の方法なのだが、これがなかなかに都合がいいのだ。ストレートで髪をおろしているときは一見黒髪ロングヘアのふりができ、しかし、クルクルと巻いてみたり上にあげて束ねるといい具合に混ざってカラーヘアにみえ、弱二重人格気味の私にはぴったりなカラーリングとなっている。

私の黒髪ヘアしかみたことのなかった彼女のあまりの驚き様に、むしろ、こちらがびっくりだった。なんせ『ヤンキー(不良少年少女)』。付き合いが長い間柄だけに、私のことは割と知っているとおもっていたのだが、なぜにそうなる?と不思議になった。断っておくと私は決して突っ張てるわけでもなく、所かまわず荒れてるわけでもない。いや、そんなことより、ヤンキーと呼ばれている方に失礼なくらい、そもそもそんなに若くはない。

これだけ異文化が混ざり合った国で何から何までもが違う人たちであふれかえっている中、そんなカテゴリー分類されるとはあまりに意外で驚きだった。私としても思っていたこともあったので一言いおうかとも思ったのだが、我々のやり取りを見ていたもうひとりの女性がどう会話に入っていいのかわからず、若干凍り付いていたようなので、まあいいかと適当に笑って流しておいた。

それから数日後の昨日、再び文化行事の一環で、先日あった彼女と一緒に学校へと出頭した。保護者の方たちが集まる中、休憩時間のベルがなり娘が友人たちを引き連れて私たちのところへやってきた。その友人の中には彼女の娘さんもいて、私に話しかけてきてくれた。とても優しく娘とも仲良くしてくれるいい子で、小さい時から私のことをいつも『〇〇ちゃん』とちゃん付けでよんでくれるその子は

『あ~!〇〇ちゃんの髪の毛、色変わってる~!!』とはしゃいでくれた。

フフフと笑いながら『変わっちゃった~』とかいいながら、子供たちと戯れていると、再び『いや、ヤンキーでしょ!』と友人からツッコミが入ったので、すかさず

『ヤンキーってゆうより、ヨークシャーテリアじゃない!?』

と、先日いいたかった一言をゆってみた。

あれほどのかわいさの有無はさて置き、このくっきりと分かれる黒と茶色の配色はヨークシャーテリアの毛に酷似してると最近思えてならなかったのだ。

 

呆れかえる彼女を他所に、

『ヨークシャテリアっ!!(笑)』

と子どもたちが笑ってくれた。

 

少女か犬か

どちらにせよ可愛らしくてありがたい

 

次は一体何になろうか