i-chi-tora’s ura-diary 一虎裏日記

"王様の耳はロバの耳"よろしく、徒然なるままに憎らしくも可愛い娘&息子の愚行を愛をもって暴露していくことを中心とする裏日記

今日も今日とてフライト中

 

今、目の前に先日娘が受けたバイオリンコンクールの結果が入った封筒がある。

ついさっき郵便受けに入っているこの封筒を見つけたのだ。

『もう来た!!!』

と思い、娘の携帯にメッセージを送った。

『きたよ!きた!』

『結果きたよ!』

『帰ってきたらあけるよな?』

『開けて教えてほしい?』

とかなんとか、封筒の写真まで添付して何通か送ったのだが返事が一向にこない。

今日は水曜日で、本来なら一時半過ぎには学校から帰って来て一緒に昼食を食べるのだが、今日は学校後そのまま友人宅へと遊びにいってしまったのだ。

 

娘は中学に入ってから携帯をもちだした。子供の安全を考えて私たち親が持たせただけなので、彼女の携帯は高機能スマートフォンというわけではなく、通話やメッセージ、メール、音楽など、最低限のことはできるといったタイプのものだ。

大人も子供も便利だなんだと依存性すら心配される携帯電話という便利グッズ。電車に乗れば乗客が一斉にスマホを触りだすくらいの今の世で、娘が携帯を持ち出した当初、私も娘がそうなるかと注意をしつつ、少なからず心配した。

しかし、娘はそんな母の心配とは相反して、恐ろしいほど携帯電話に対して執着をもたなかった。彼女いわく、

『学校で使用禁止やから機内モードにしてるねん。』

とのこと。

『へー。』

と、それを聞いた時は感心した。

しかし、ここ最近、なにかと面倒くさいという理由から学校以外でも半日以上機内モードのままほったらかし、そのまま充電が切れていようと気付かない。さらに前回のバカンスにおいては、コンクールもあったからと二週間丸々電源を切って過ごしていたのだ。さすがにそこまですると周りの友人達が困るだろうと娘に言うと、

『皆知ってるし、どうせ学校でしゃべれるやん。皆で遊ぶとかなったらママの携帯にかかってくるやろから。』

と、母を受付窓口に設定済みだと言い出したのだ。この人これでいいんだろうか?と思いながらも、過度に携帯に依存するよりはましであるかと、やはりその時も彼女の携帯の使用方法に関し何も言及はしなかったのだ。

しかし、今まったく娘から連絡をよこさないこの状況から、よくよく考えるとヤツの携帯電話に電話しても5回に1回くらいしか繋がったためしがないという気がしてきた。

絶対に今もヤツの携帯の右上には✈️こんなマークが入っているに違いない。

帰って来たら、学校の門から出たら機内モードを解除するよう言い含めねば。

 

 

その前に、験担ぎのバナナ七本とお花でも買いに行くとしよう。