デジャヴ
いつものように学校へ息子を迎えに行き、二人で自宅へ帰るとすぐに、息子がバタバタと慌ただしく動き出した。
『手洗って、うがいしいや!!』
と叫ぶも応えず、何やら奥でごそごそとしていた。しばらくすると、手に紙切れを一枚持って大慌てでこちらへ寄ってきた。
『見て見て!!!ママ!!!すごいやろ!!!?』
ぐちゃっとなった紙切れをこちらに見せるのを忘れて話す息子。
母『???どうしたん???』
息子『じゃじゃーーーーんっ!!!』
母『あーーーーっl!!!!!』
息子『算数18点っ(20点満点中)!!!』
母『えーーーっ!!!!すごいやん!!すごい!すごすぎる!よくやったーーー!!』
息子『やろーーー!!先生むっちゃ喜んでくれたで!!めっちゃほめてくれたよ!』
母『そりゃそうやろー!こんな点数算数で初めてよな?よくがんばったー!』
息子『先生もそうゆってくれたよ。あと、友達もびっくりしてたよ。』
母『だって家でがんばって勉強してたもんなあ!みんなに、『家でもママと勉強しててん』って、おしえてあげ!』
と、手洗いうがいもすっかり忘れて、息子が得た初の算数高得点に二人リビングで大はしゃぎした。二人でいつかの娘の社会科18点事件の時のようにキャッキャッとはしゃいでいると、娘が学校から帰ってきた。
娘『ただいまー。』
玄関扉を開けて靴を脱いでる娘に息子が慌てて駆け寄っていった。
『見て見て!!!すごいやろ!!!?』
ぐちゃっとなった紙切れを娘に見せるのを忘れて話す息子。
娘『???どうしたん???』
息子『じゃじゃーーーーんっ!!!』
娘『あーーーーっl!!!!!』
息子『算数18点っ(20点満点中)!!!』
娘『えーーーっ!!!!すごいやん!!すごい!すごすぎる!よくやったーーー!!』
息子『やろーーー!!先生むっちゃ喜んでくれたで!!めっちゃほめてくれたよ!』
娘『そりゃそうやろー!こんな点数算数で初めてよな?よくがんばったー!』
息子『先生もそうゆってくれたよ。あと、友達もびっくりしてたよ。』
娘『だって家でがんばって勉強してたもんなあ!みんなに、『家でお姉ちゃんと勉強しててん!』って、おしえてあげ!』
と、玄関前で娘&息子がはしゃいだ。
私は二人のやりとりの横で、つい数分前に自分が息子と話した内容、順番、口調、さらには最後の己のでしゃばり精神の現れまでもが娘と丸かぶりであったことに、激しい既視感と遺伝子に対する恐怖を感じた。
一言一句合致とまではいかなかっただろうが、私の中では合致してるとしか思えなかったので、本日の日記の会話部分はコピー&ペーストを大幅に使わせていただきました。
あしからず。
参照 : 娘社会科18点事件