i-chi-tora’s ura-diary 一虎裏日記

"王様の耳はロバの耳"よろしく、徒然なるままに憎らしくも可愛い娘&息子の愚行を愛をもって暴露していくことを中心とする裏日記

日本を想う

日中続く子供たちの音楽教室のレッスンに、昼ご飯やら譜面台やらを入れた大きなカバンを抱えて付き合うと、いったい自分はいつからマネージャー業へ転職したのかと思えてくる。

そんなバタバタと忙しい週末を過ごし、今朝子供たちが学校へ行ってから携帯電話の日付を見てふと気づいた。そう言えば去年の今頃は子供たちと私は日本にいたのだと。

 

我が家は数年に一度の夏休みに子供たちとともに日本へ帰るのだが、一昨年息子が小学校で激しく転倒し頭蓋骨にひびが入るという事件を起こし、本当に幸いなことに大事には至らなかったのだが、もしかしたら脳の周りの薄皮一枚が破れているかもしれないとゆう疑惑が発生し要検査となり、その時予定していた夏休みの日本行きは冬のスキーバカンスのこの時期の日本行きへと変更となった。

しかし、夏休みと違って二週間しかないフランスのスキーバカンス。普通の海外旅行なら十分な期間だが、数年ぶりの日本というのは懐かしい場所や会いたい友人や家族があふれていて、行きたいところがありすぎてどうしても『たったの二週間』と思えてしまったのだ。いつも夏休みにしか日本にいかない我々にとって、もはや日本は蒸し暑い熱帯の国とカテゴライズしていた。冬の日本は子供たちにとって生まれて初めて、私にとっても13年ぶり、これはなんとしても全力で楽しまねばと我々は考えた。しかし、飛行機での移動もあわせ二週間の滞在期間じゃ、週末は二回あるかないかしかなく、それでは仕事をしている人たちとはなかなか予定が合わせづらいと思い、本来のバカンス期間の前後に自主休暇(ただのさぼり)を数日付け足し、結局17日間の日本旅行としたのだった。

当初の予定だった夏の帰国が冬休みの帰国になると友人や家族に伝えると、本当にありがたいことに残念がってくれた皆が2月に会えるように色々と予定を合わせ招いてくれたり連れて行ってくれたりで、結局、訪れたのは

 

奈良(主人と私の実家がある)

京都

大阪

滋賀

金沢

岐阜

兵庫

淡路島

 

計八か所である。

こう書いてみても、よくこんなにも短期間で子供連れて動けたなと、我ながら感心するが、正確には奈良大阪京都はそれぞれ別件で複数回いろいろな場所へいっていたので八か所どころではなかった。

出発前に娘が学校の先生にバカンスで日本に行くことを伝えると、

『日本へ行ったらどこへ行くの?』

と聞かれ、予定していた場所を全部伝えたら先生にひどく驚かれたとぼやいていたが、そりゃそうだろうとしか言いようがなかった。

 

13年ぶりの日本の2月は今思いだしても本当に楽しかった。基本的に寒がりな私だが、寒い中でゆっくり入れるお風呂は最高だったし、さらに、2月の日本は美味しいものにあふれていた。


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懐かしんで写真を見返すと、なにより日本の食べものが恋しくなった。

 

今日の夕食は和食になりそうだ。