i-chi-tora’s ura-diary 一虎裏日記

"王様の耳はロバの耳"よろしく、徒然なるままに憎らしくも可愛い娘&息子の愚行を愛をもって暴露していくことを中心とする裏日記

起床促進奮闘記

ここ最近、春眠暁をなんたらと、ぼやきながら朝の早起きに四苦八苦している母に対して、娘があの手この手でなんとかしようと奮闘してくれている。

娘による母への起床促進奮闘記は、知らぬまにセットされたiPadアラームから始まった。娘が学校へ行ってしまった後、無造作におかれたiPadから息子が起きなければいけない時間に合わせ緩やかな音楽が鳴り出したのだ。しばらくすると、その音量は最大音量へと変えられ、さらに緩やかなる音楽は分かりやすい機械的な不快音となり、さらには、そろそろ起きた方がいい時間、起きなければいけない時間、シャレにならない時間五分前、となかなかよく考えられた時刻に数回に渡って鳴り響くようにと設定が追加されていった。

残された息子と二人何度となく彼女の居ぬ間に愚痴りながらも感謝をしていたのだが、それでもなお朝がつらそうな母に対し、娘がついに先日、荒療治を仕掛けてきた。

その日は娘と息子は同じ時間に家を出る予定だったのだが、先に起きた娘は私をまず起こしに来て、

『ママ、もう8時10分やで!もう起きな小学校おくれるで!』

と私に叫んだ。

寝ぼけながら頭のなかで彼女の叫びを考えた

(…8時10分……!!!!あかんやん!)

と、あと10分で息子の登校時間だと気づき、しまった!!と飛び起き慌てて息子を揺さぶり起こして台所へと朝ごはんを作りにいったのだ。しかし、何故か台所の時計は7時半をまわったところであった。寝坊どころか理想的な起床時間であり、娘にまんまと騙されたと気づいた。朝から飛び起き慌てるという行為は一瞬にして多大なるエネルギーを使ってしまうように思え、娘には、『朝から身体が悪くなるような起こしかたはやめて!』と若干の文句を娘に伝えた。それでも少しの理不尽さがまだ残っていたのだが、結果として寝坊せずに済んだことと日頃の行いから、それ以上は強くでれるはずもなかった。

こんなことではいけないと、日記においても早寝早起き体質になろうと数日前に記したのだが、その矢先、昨夜さらに娘の起床促進運動が行われたのだ。

子供たちが寝た後に、私はよくパソコンをさわるのだが、昨夜も同じくパソコンをさわろうと、ノートパソコンを開けた。パカッとノートパソコンを開けると一枚の紙切れが挟まっていた。

『誰?こんなとこにこんなん挟んだの?』

と思い、手に取ると裏面には娘からのメッセージが書かれていた。


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早く寝た方がいいよ!』と。

 

 

『おっしゃる通り…』

私は心の中で呟いた。

 

この日記の説明文を

娘&息子の愚行裏日記から

母&息子の愚行裏日記へと

改名した方がいいのかもしれない…