大切なモノは大切に
日曜日の夕方
音楽教室のレッスンを終え、娘&息子&私の三人はいつもの地下鉄ではなくバスに乗って家路についた。乗客は少なく、ありがたいことにバスの後ろの方にある対面式の四人席が空いていた。何に乗っても窓際がお気に入りの子供たちは直ぐさま窓際の席で向かいあって座った。私は娘の横に腰を下ろした。三人でいつものようにたわいもない話をしながら少しの悪寒と頭痛を感じ、これは少し風邪を引きかけているなと考えていた。
ふと娘の手元をみると去年から彼女が愛用している携帯電話をもっていた。
マ(私)『…ちょっと、さすがにそれは
ひどくない?』
娘『え?そう?』
保護シートなしの液晶に入っている
あり得ないくらいのヒビに
娘の横着さとワイルドさを感じた。
母、熱でそう…