i-chi-tora’s ura-diary 一虎裏日記

"王様の耳はロバの耳"よろしく、徒然なるままに憎らしくも可愛い娘&息子の愚行を愛をもって暴露していくことを中心とする裏日記

串揚げ屋さんの話のはずが…

昨日、家族で串挙げ屋さんへいった。

先日の私の誕生日に旦那さんが仕事で不在であったため、月曜日が休日の旦那さんを含めて、改めて家族でのお祝いということで昨夜の夕食を外食にしたのだ。娘&息子どころか私も人生初の串挙げ屋さん。どんなものがでてくるのかもたのしみだが、毎日家族にご飯を作る私にとって何もせずとも多種多様な料理が食べられることがなによりも嬉しかった。

行った先はパリの6区にある『修』

初めて行くお店に娘&息子共々テンションが高かった。

お店につくと、高さが1メートル程しかない驚くほど小さなドアが出迎えてくれた。

ウケた。とにもかくにも、まだ料理どころか店にも入ってない時点で、大騒ぎ。

娘『まって、まって?ここ?この店?』

ママ『ここ?じゃないの?』

店名がしかと書いてあるにも関わらず、

扉のガラス部分から中を覗き見

『ここ!?ここっ!ここやーん!あはははは!!』

と、笑い転げた。あまりの、愉快さに写真まで撮ってしまった。


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予約していた時間にもなったので、気を落ち着けて、これ以上はないというほど小さい間口を通って店内にはいった。

身を屈めて入る店内は、さながら隠れ家のようで、日本的な落ち着きと暖かみのあるステキな空間だった。

そんなステキな空間を颯爽と歩く彼、息子。

娘とわたしがまだ、極小ドアの笑いをひきずっている中、苦しゅうないといわんばかりに堂々と店の一番奥の案内された席についていた。

が、上着を着っぱなしで着席し、あまりの適当な座りかたに父親に怒られた。上着をぬぎ、それを椅子にかけた彼は

『トイレいってくる』と席をはずした。

娘&私『でた。』『やな。』

主人『?』

息子は、外食や外でお茶をすると、必ずといっていいほどまず、トイレへ行く。飲食店を評価するミシュ◯ンの調査隊か、衛生面のコントロール員かと思うくらい必ず行く。

娘『トイレいかなきゃ病…』

ママ『え?ママ、トイレ調査隊って名前にしたで』

娘『あー、なるほどなー』

主人『…』

 

飲食店にきて、客席の間隔がかなり空いているからといえ、小声でトイレトークもどうかと今なら思える。

 

さらに息子がもどってきて、

『綺麗なおトイレやったよ。』

と彼なりの感想を述べるから、思わず(ほら、調査隊やん…)と娘に耳打ちした。

本来なら、食事中にトイレへ行くのは行儀が悪いと言っているのだが、あまりのこの調査隊っぷりに、食事中に行かれるよりはましだ!と外食時の彼のこの行動については目を瞑っているのだ。

というのも、以前に外食した時の話だが、息子が行儀悪くも食事中にトイレへ行きたいといいだした。1つしかない出入り口横の席から、一人食べ終わっている彼をトイレの扉まで送っていき、私は先に席へと戻った。チラチラとトイレへ行く他のお客さんがいないか、と様子を見ていたが誰もいなかった。息子がトイレから出てきたのを確認した。確認したはずが、席に現れない。出口からも出ていない。あれ?なぜだ?と身をのりだしトイレから座っていたテーブルまでの店内を見渡すと、トイレから我々のいるテーブルとの間にあるテーブルで、知らない一家と座って談笑している息子を発見。ぎょっとした。急いで連れ戻しにいくと、向こうの家族連れから、『またねー(笑)』と言われた。同じくにこやかに手をふって息子が答えていたので、(またもなにも、知り合いちゃうやろっ!!)とワナワナしながら息子をみた。

よそ様の邪魔をしないだの、早く戻ってこいだのと言ったものの、彼に私の小言など意味を成さないことはよく知っている。なので、『トイレは食前に』としたのだ。ご飯食べたさ一心で一目散で席に帰ってくるであろうからだ。

 

…今気付いた。息子のせいで、串あげ屋さんの話をかくはずが、まさかのトイレの話になっている。せっかく誕生日のお祝いに串揚げ屋さんに行ったのに、席へ着いたところまでの話しかできていないとはなんたること。

日常に消化しきれていない娘&息子への恨み辛み(愛?)からか、書こうと決めてた内容がどこへやらだ。日記とはいえ文章を書くのはやはりむずかしい。

いや、それよりもちょうど先日、『日記を書くと脳内が整理される気がする』と自覚するも、まったく整理しきれない息子ワールドに驚愕だ。…恐ろしき息子の所業!!

 

串揚げ屋さんの方々と、万一、『串揚げ パリ』とかなんとかで、検索されてこれを見た方々には本当に申し訳ないが、本日の私の脳内は『息子のトイレ調査の内情』にすりかわってしまったので、ここで一旦打ちきりとします。

 

無事に串揚げやさんの話を果たしてかけるだろうか…