三つ子の魂なんとやら…
今日も朝から息子が登場。
起き抜けの意味のわからない息子質問は、もはやバカンスについてくるオプションと化している。
息子『ママ、チェロのレッスンは?今日何時から?』
マ(私)『…いや、今日はないよ。バカンス中はレッスンはないよ…』
息子『えー』
このやりとりだけを見ると、何もおかしな質問ではないだろう。
しかし、このやりとりを4年間の全てのバカンス中の週末の朝に投げ掛けられるとなると、話は別。バカンス毎に何度となく行われてきたやりとりなのだ。
フランスのバカンスは秋に二週間、年末年始二週間、2月末二週間、4月末二週間、夏に二ヶ月と、日本に比べてやたらと小刻みにバカンスがあり、おまけに『遊ぶときゃ遊びに徹すべし!』なのか、ほとんどの習い事関係の施設は子供の学校のバカンスに合わせてお休みになる(日本人経営の塾等は一部開いていたりする)ので、息子の大好きな音楽教室もお休みとなるのだ。チェロ狂の彼にとっては残念極まりない期間。気持ちはわからなくはない。しかしだ…
マ『バカンス中はレッスンはいつもないやん?今日もないよ。』
息子『明日も?』
マ『明日も。』
先週もそっくりそのまま同じやりとりをしたぞ、息子よ。
このやりとりは何歳まで続くのだろうかと、脱力しながら1日がスタートした。
遅めの朝ご飯を食べ終わり、バカンスも残りあと2日となったことを子供達と再認識。と同時に娘&息子が慌てて私にリクエストを出してきた。
一、今日の夜ご飯は何だ!?あと二日しかないバカンスの夕食、ご馳走がたべたい。
(もう決まってるし、無理!)
一、今日のおやつは公園で食べたい。
(外気温3度!絶対いや!)
一、明日のご飯はさらにご馳走がいい!バカンス最後やし!!朝ごはんはスタバ!!
(今日もご馳走、明日もご馳走て…)
我が子の生活における重要項目が一目瞭然のリクエスト…学校開始までの食事プラン…
実はこれもいつものバカンス終了間際の我が家の風景。毎バカンスごとに行われる通常家会。代わり映えのなさすぎるこの光景はいつになったら変わるのだろうか?と朝と同じく思えてくる。
三つ子の魂なんとやら…
おっそろしい諺が頭をよぎった。
が、深くは考えないでおく。
とりあえず、明日の朝は早起きして
いつものバカンス最終日の朝恒例、
スターバックス朝ごはんにくりだすぞ。
今日は早く寝るとしよー